フェレットの多頭飼いはしても大丈夫。注意点をまとめました。

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フェレット2本目をお迎えしたいけど、今いること仲良くできるか不安。
フェレットの多頭飼いで起こりうるリスクとその対処法があれば知りたい。

フェレットの魅力に取りつかれると2本目のお迎えを考えちゃいますよね。

ただ、無計画に2本目をお迎えしてしまうと相性が合わなかったり、お世話をするのに飼い主の負担が増えてお迎えしなければよかった。ということになりかねません。

私は現在フェレット2本と暮らし、多頭飼いについて感じたことがたくさんあります。

この記事では私の経験をもとに

  • フェレットの多頭飼いは工夫次第で可能
  • フェレットを多頭飼いすることによる様々なリスクと注意点

この2点についてお伝えします。

フェレットの多頭飼いは工夫次第で可能

先住フェレットと後住が仲良くなれるのが理想ですが、人間にも相性があるようにフェレットにも相性があります。
相性が悪く喧嘩ばかりで一緒に暮らすのは無理だとあきらめる前に、できることがないか考えることが大切ではないでしょうか。

フェレット同士の相性が悪ければケージや放牧時間を分ければ良い

多頭飼いと聞くと、一つのケージに2本以上のフェレットがいることを想像する方も多いと思います。
しかし、フェレットの相性が悪い場合ケージを一緒にしてしまうと四六時中、喧嘩をしストレスが溜まったり致命傷となる傷をおう可能性があります。

フェレットの多頭飼いをするのであれば、少なくとも最初はケージを分けるのが良いと思います。

放牧も最初は別々に。様子を見ながらフェレット同士が一緒にいる時間を増やしても良いか見極めて行く必要があります。

一緒のケージにしたり、同時の放牧が危険と感じたらその時はどちらかを手放すのではなくケージを分け放牧時間も別々に確保してあげることで相性が悪くても一緒に暮らしていくことは可能になります。

最近お迎えしたフェレットが力加減がわからず強めに先住フェレットを噛んでしまうので一緒に遊ばせるのはしっかり見ていられる時だけにしている

これは私の経験になります。
先日お迎えしたフェレットはまだ幼いせいか、噛む力が強いです。
ペットショップでは他のフェレットと同じケージにいたので、力加減は分かっていると思ったのが甘かったです。

3回目のジステンパーの予防接種完了後、先住フェレットと少しだけ遊ばせてみましたが噛むは噛む。
幸いケガをする程の力ではありませんでしたが、一緒に遊ばせるのは飼い主がしっかり見ていられる時だけにしています。

お互い気にしあっていて仲が悪いということはないようですが、ケージを一緒にするのは現段階では難しそうです。

フェレットを多頭飼いすることによる様々なリスク

動物をお迎えするということは当然リスクが伴います。私がフェレットの多頭飼いで感じたリスクと対処法をまとめます。

先住フェレットのお迎え症候群

お迎え症候群とは簡単にいうと
新たなフェレットをお迎えすることで先住フェレットがストレスを抱え、食欲不振・下痢・嘔吐といった症状が出ることです。

今までたくさん構ってくれた飼い主が突然家にやってきた別のフェレットと触れ合うことでストレスを感じてしまうんですよね。

我が家でも2本目を迎え入れて1週間ほどした辺りで先住フェレットにお迎え症候群らしき症状が見られました。
食欲が低下し、放牧中も遊びはするもののどこか辛そうな様子だったので軽いお迎え症候群だったのだと思います。

対処としては先住フェレットのお世話を最優先に。後住フェレットのお世話は最低限にすると先住フェレットのストレスをいくらか軽減できるそうです。

とはいえ知らないフェレットが急に家族に加わることで必ず先住の子にはストレスがかかるので、この方法で絶対安心ということはありません。

もし異常が2日以上続くようならかかりつけの病院へ相談してみてください。

予防接種前の接触によるジステンパー感染

ペットショップにいるこの中にはジステンパー予防接種が終わっていない子も多いです。
先住フェレットがジステンパーウイルスを保菌してたら、後住フェレットに感染してしまいます。

お迎え時には予防接種が3回終わっているかを確認してください。

予防接種完了前にフェレット同士を触れ合わせるのは厳禁です!

フェレット・飼い主のケガの可能性

噛み癖。
フェレットのお迎えで気になることの上位にランクインするのはこれではないでしょうか。

飼い主がケガをするだけなら我慢して噛み癖を直していけばよいですが、先住フェレットがいるとなると話が違います。

遊んでいるつもりでも思い切り噛まれれば先住フェレットが大けがをする可能性がありますし、逆に今までいなかった子が急に現れることで先住フェレットが後住の子にかみついてしまうかもしれません。

触れ合わせるなら必ず飼い主の目の届くところで触れ合わせてください。

フェレットの多頭飼いは可能

リスクはもちろんあるけれど多頭飼い自体は可能

ここまで記事を読んでいただけた方なら様々なリスクがあるということを理解していただけたかと思います。

我が家では後住フェレットがやんちゃで噛む力が強いのでケージを分け、放牧時間も少しずらすことで問題なくフェレット2本と暮らせています。

不安はいろいろとあるかと思いますが、この記事がフェレット多頭飼育の手助けとなれば嬉しいです。

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